IBM「ホームページビルダー」の長所と短所
IBMホームページビルダー(HomepageBuilder、hpビルダー、homepageビルダー)は、もっとも有名な初心者むけホームページ作成ソフトのうちの一つです。
IBMホームページビルダーには、ホームページ作成に不慣れな初心者が手軽にホームページを作るための機能が豊富に盛り込まれているほか、画像処理ソフトなどの便利なソフトも数種類付属しています。
しかし、ホームページ作成に不慣れな初心者にとって、ホームページビルダーは本当に簡単なのでしょうか?
ここでは、ホームページビルダーの概要と、初心者がホームページ作成ソフトとしてホームページビルダーを使う場合に気をつけなければならないことについて、詳しくお話ししましょう。
IBMホームページビルダーはこんな作成ソフト
■低コストで作成・更新できる
ホームページビルダーは、ホームページを自分で作るためのソフトですから、作成費用は、ソフトのホームページ購入費用くらいのものです。ホームページ作成会社に依頼するような高額な費用はかかりません。
また、作成後は自分でコンテンツの更新作業ができますから、更新費用も基本的にはかかりません。
■専門知識がなくても作成できる
文字や表を入れれば自動的にコードを書いてくれますので、HTMLなどの専門知識がほとんどなくてもホームページを作成できます。
編集画面は、実際のホームページの表示に近い状態なので、直感的に操作できます。写真もファイルを選んで貼り付けるだけです。また、エラーの自動修正機能など、便利な機能も付いています。
ただ、基本的なホームページならHTMLの知識がなくても作成できるのですが、デザインに凝ったり、微調整などを施したりしたい場合は、専門知識があったほうが思い通りのものが作れるようです。
■標準テンプレートつき
ホームページビルダーには、ホームページのテンプレート(ひな型)もあらかじめ用意されています。
デザインにあまり凝らなくてよい個人むけのホームページを作成するなら、このテンプレートのデザインで問題ないでしょう。
ただ、標準で備えられているテンプレートは個人むけホームページ用のものがほとんどですので、企業むけホームページを作成しようとすると、信頼感あるデザインはあまりありません。
■便利なソフトも付属
ホームページビルダー本体のほかに、画像加工ソフトや動画編集ソフトなど、目的に合わせた数種類のソフトが付属しています。特にこだわりがなければ、ホームページ作成に必要なその他のソフト類を別途買い足す必要はないでしょう。
しかし、ホームページ作成の初心者がこれらのソフトを思い通りに使いこなせるようになるには、ある程度の手間と時間がかかることを覚悟しましょう。
また、ビジネスに用のホームページを作成する際に必須といえる、「問合せフォーム」や「資料請求フォーム」などのフォーム機能については本格的なものは装備されていませんので注意が必要です。
ホームページビルダーで作成する際の注意点
サーバー代は別途必要
ホームページビルダーで作成したホームページを公開するには、別途ご自身でサーバーを用意しなければなりません。
サーバーは、レンタルサーバー会社などで借りることができます。価格は安いものから高いものまでさまざまで、どのレンタルサーバー会社のものを使えばよいのか、機能は何が必要かなど、詳しくないとなかなか選ぶのが難しいでしょう。
また、多くの場合レンタルサーバーは借りるときの「初期費用」と、その後の「月額費用」が必要になります。
作成にかかる費用はホームページビルダーのソフトの購入代のみですが、結局毎月の月額費用など、ランニングコストはどうしても必要になってくるのです。
凝ったデザインにするには専門知識も必要
基本的にはHTMLの知識がなくても、ホームページ作成は可能ですが、少し凝ったデザインや細かい調整をする際には、やはりHTMLなどの専門知識があったほうがよいといえます。
たとえば、HTMLの知識がないため、写真と文字のバランスがうまくできないとか、微調整が難しいので思い通りにレイアウトができないなどの問題がでてきたりします。
また、デザインの専門知識がなかったり、画像加工ソフトを使いこなかったりすると、プロが作るようなお洒落なホームページの作成は難しいのです。
ビジネスむけのデザインテンプレートが少ない
もしあなたが企業のホームページを作成したいなら、デザインをビジネス用にしなければなりません。
なぜなら、個人むけのデザインで企業のホームページを作ってしまうと、会社として必要な信頼感をアクセス者に与えられないからです。
もしあなたが取引しようとしている会社のホームページが個人むけのデザインで作られていたら、あなたはその会社との取引を真剣に考えるでしょうか。
「お金がなくて、まともなホームページも作れない会社など、危なくて取引なんかできない。」と感じてしまうかもしれませんよね。
ですから、企業のホームページには企業むけのデザインが必須なのです。
しかし、IBMホームページビルダーには、ビジネスむけのデザインはほとんど用意されていないので、自分でデザインを作る必要がありますが、知識もスキルもない初心者にとって、一からデザインを作り込むことはかなり難しい作業でしょう。
ビジネス用途に使えるフォーム機能がない
企業のホームページには、アクセスしてきたお客さんが御社とコンタクトを取る手段として、「問合せフォーム」や「資料請求フォーム」などのフォーム機能の設置が不可欠。
この、フォーム機能の有無によって、御社のホームページが「反応の取れるホームページ」になるかどうか、大きく左右されます。
しかし、ホームページビルダーには本格的なフォームを設置する機能が付いていません。簡易的なフォームなら設置できるのですが、残念ながら、顧客データを蓄積する等の機能はなく、ビジネスむけに使うには不適当です。
本格的なフォームを設置しようと思ったら、別途フォームだけのサービスを契約するか、CGIというプログラムを自分で設置し、カスタマイズしなければいけません。
これは、初心者にとってとても難しい作業です。だからといってフォーム機能がないとビジネスにつながらないのです。
反応の取れるホームページとは?
多数のアクセスを獲得し、アクセス者からの問合せや資料請求、商品購入につながるようなホームページを、
反応の取れるホームページ
と呼びます。
企業のホームページ作成には欠かせないこの考え方を、次のページでわかりやすく解説しています。
新しくページを追加するのが大変
これはホームページビルダーに限ったことではないのですが、こうしたホームページ作成ソフトを使用した場合、新しくページを追加するのが一苦労。
なぜなら、すでに作成済みのページから新しく追加したページへリンクを貼る作業が大変だからです。
例えば全部で10ページあるホームページに、1ページ新しく追加する場合、作成済みの10ページそれぞれから新しいページへリンクを貼らなくてはいけません。
つまり、10ページのホームページに1ページ追加しようとすると、既存の10ページすべてを修正する必要があるということで、これは想像以上に大変な作業です。
さらに、20ページ、30ページとページ数が増えていけばいくほど、リンクを張る作業は大変になり時間がかかります。
そのため、新しくページを追加するのが億劫になってしまい、結果としてホームページの完成が遅れたり、ホームページの更新が滞ってしまいがちになるのです。
SEO対策を行うことが難しい
作成したホームページをたくさんの人に見てもらうためには、ホームページのSEO(検索エンジン対策)はとても重要です。集客を狙った企業のホームページとして作成するならなおさらでしょう。
しかし、ホームページビルダーでSEOを行うには、HTMLを直接自分で編集しなければなりません。
パッと見ただけではHTMLのどの部分を修正すればよいのかわかりにくく、ホームページの初心者が適切なSEOを施すことは非常に難しいのです。だからといってSEOの専門業者に依頼すると、相当高額なコストが発生してしまいます。
この点も、ホームページ作成ソフトを使ってホームページ作成する場合の最大の問題点といえます。
SEO対策の重要性
ホームページを検索エンジンで上位表示させるための「SEO」。このSEOについての基本的な知識をまとめました。せっかく作ったホームページをもっとたくさんの人に見てもらいたい!という方におすすめのコンテンツです。
企業のホームページを作成するには不向き
IBMホームページビルダーは、HTMLなどの知識があまりなくても、手軽にホームページを作成できるソフトなのですが、特に企業むけのホームページ作成ソフトとしては、使いにくい面がたくさんあるといえます。
少なくともかけた労力に見合った効果が上がるホームページを作ることは難しいでしょう。
つまり、
「ホームページビルダーを使って
売り上げにつながる企業むけホームページを作るのは難しい」
ということです。
IBMホームページビルダーは個人むけに作られたソフトなので、どうしても企業むけのホームページに欠かせない機能が不足しています。
もしご商売のホームページをホームページビルダーで自作しようとご検討の場合、以上述べた点がクリアできるかどうか、考えてみてくださいね。
ビジネスブログという選択肢
初心者むけのソフトとはいえ、
やっぱり自分には難しそうだ・・・
そんなふうにお感じになった方には、難しいホームページ作成ソフトの使い方などを覚える必要がない、
ビジネスブログで作るホームページ
がおすすめ。
ワープロソフトを扱う感覚で簡単に更新ができるだけでなく、専門知識がなくても検索エンジン対策(SEO)ができ、何よりデザインの作成で悩まずに済みます。
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