Movable Type(ムーバブルタイプ)と【ブログdeホームページ】
Movable Type(ムーバブルタイプ)とは
Movable Type(ムーバブルタイプ)は、アメリカのSixApartというベンチャー企業が開発したブログシステムで、サーバーにインストールして使うタイプ(サーバーインストール型)のものです。
有料(一部のタイプは無料)で配布されているMovableTypeをダウンロードしてきた後、それを「サーバーにインストール」して使います。
自社専用にインストールして使いますので、「レンタル型」のブログより自由度が高く、いろいろなことを実現できるのが特徴です。
しかし、MovableTypeのインストールはインターネットやサーバーの知識に長けていないと非常に困難で、インストール後はデザインやレイアウトの設定を自分で行う必要があります。
「企業らしいデザインのブログ」に仕上げたいと思ったら、自分でデザインを作成するか業者に依頼しなければなりません。
最近では、MovableType用のテンプレートを配布しているサイトもたくさんでてきていますが、設定にはどうしても「スタイルシート」などのWEBデザインの専門知識が必要になります。
そのため、最近では、「MovableType(ムーバブルタイプ)を使って、御社のビジネスブログを構築しますよ」という業者が増えてきており、初期のホームページ作成費用としては、20万円〜50万円位のところが多いようです。
Movable Type(ムーバブルタイプ)導入が向いている企業
Movable Type(ムーバブルタイプ)の導入が向いているのはどういった企業でしょうか。
●社内に、サーバーやWEBデザインに詳しいIT専門スタッフがいる
社内に、サーバーやWEBデザインに詳しいIT専門スタッフがいなければ、自社でMovableType(ムーバブルタイプ)を導入してブログを始めることは困難です。
MovableTypeのインストール作業や設定には、「CGI」「FTP」「パーミッション」「MySQL」「スタイルシート」といった聞き慣れない用語が続々と出てきても、誰も教えてくれないのですから。
実際、導入しようとしてサーバーを用意したものの、取りかかった後で挫折してしまう企業が少なくありません。
●費用がかかっても高度な機能をつけたブログを業者に作成してもらいたい
業者にインストールやデザイン設定を一式依頼すると、平均で20万円〜30万円の初期ホームページ作成費用がかかります。
また、高度な機能を追加したい場合は追加オプション費用が発生しますから、最終的な制作費用はさらに増えることになるでしょう。
さらに、制作後のカスタマイズも業者に頼まなければできない箇所が多く、結果的に発生するランニングコストで、既存のホームページ製作業者に更新費用を払っていたのとあまり変わりません。
これでは、「ブログなら低コストでホームページを作れる」というメリットが半減ですね。
また、Movable Typeには特有の「難しいところ」がいくつかあります。
Movable Type(ムーバブルタイプ)の難点
1.記事以外の更新が難しい
ブログを利用する最大のメリットは、「自社で簡単に更新できること」です。
通常のブログサービスではパソコンやホームページの初心者でも簡単に更新ができるような仕組みになっています。
記事(本文)以外にも、メニューやサイドバーの内容などを自社で更新することができるのです。
MovableType(ムーバブルタイプ)でも「記事の更新」は慣れれば難しくはありませんが、それ以外の箇所を更新したい場合は、htmlの知識が必要になります。
そのため、「住所変更があったからフッターとサイドバーの住所を変えたい」などのちょっとした変更でも、制作業者に更新を依頼することになりかねません。
また、管理画面が「上級者向け」で「専門用語が多くとっつきにくい」のも難点です。
2.パーツ拡張が難しい
ブログは、”記事の一覧表示”や”ブログ内検索”などの便利な機能を後から簡単に追加できるパーツ拡張の仕組みを持っています。
通常のブログサービスでは、あらかじめいろいろなパーツが用意されていて、管理画面から簡単に追加することができるようになっていますので、「最初は最小の設定で始めて、後から自分で追加する」ということが可能です。
一方、Movable Type(ムーバブルタイプ)にも「プラグイン」と呼ばれるいろいろなパーツが提供されていますが、あらかじめ管理画面内には用意されていません。
そのため、自社でMovableTypeを導入した場合には、パーツ拡張の難しい作業が必要になります。
また、業者にMovableTypeでのブログ制作を頼んだ場合、「後から様子を見て自分で追加」ということはできません。追加したい機能があれば業者に依頼することになるのです。
3.フォーム機能が付属していない
ビジネスでブログを利用する場合、アクセス者からの問い合わせを受け付ける「問い合わせフォーム」や「資料請求フォーム」といった「フォーム機能」が必須ですが、Movable Typeには、このフォーム機能が標準機能として付属していません。
Movable Typeに、自分でフォームを設置するには、html、CGIに関する専門知識が必要となりますので、結局は業者に設置を依頼することになりますが、多くの場合フォーム設定はオプションとなっています。
4.検索エンジン上位表示対策(SEO)が難しい
ブログは従来のホームページよりも「検索エンジン上位表示対策が行いやすい」というのが特徴です。
ただし、Movable Type(ムーバブルタイプ)で検索エンジン上位表示対策を行いたい場合は、仕組み上、従来のホームページと同じように「htmlの知識」が必要になってしまいます。
また、MovableTypeでは、アクセス解析の機能も標準ではありません。
さて次のページでは、「Movable Typeの導入費用」について詳しくみてみましょう。
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